北海道江差町にある「かもめ島」は面積およそ0.3平方km。戦前に堤防道路が作られ陸続きに。江戸時代は交易で栄え、明治時代まではニシンが豊富にとれた。北前船の船乗りがうたっていた民謡「江差追分」のルーツ。島にある「瓶子岩」の名前は、瓶子という器が逆さになった形に似ていることに由来。老婆が紙から授かった器で海に水を注ぐとニシンが群れでやってきた、という言い伝えも。2017年、ニシンの産卵「群来」が104年ぶりに島で観測された。
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