昨日、東京・練馬区役所には多くの人が。申請するのは来週月曜から本格運用するマイナ保険証。これにより健康保険証の新規発行が停止され、マイナ保険証を基本とする仕組みに移行する。現行の保険証は最長1年間使用可能。厚生労働省によると、「マイナ保険証」に対応する医療機関などは先月の時点で約95%。今年4月からマイナ保険証への対応を始めたクリニックでは、利用者は5人に1人だという。マイナンバーカード保有率が75.7%(総務省)に対し、マイナ保険証の利用率は15.67%(厚労省)。マイナ保険証のメリットとして、高額医療費の立て替えが無く、確定申告の医療費控除の計算が楽になるほか、転職、引っ越しなど保険証を切り替える必要は無く、災害時などで診療歴など確認できることで、より早い治療が受けられる。