宇都宮大学 松平尚也は、出回れば不足を十分に補える量で、小売優先枠を設けたので早く出回ることも可能ではないかと話した。江藤農水相は、コスト・流通経費・業者の利益の部分がないため価格も下がるだろうとしている。松平尚也は、買い戻し期限を原則1年以内から5年以内に延長したことで集荷業者が参入しやすくなった、全体の流通が円滑化する見直しだと話した。備蓄米の倉庫を視察した小野寺政調会長は政府の買上げ価格と業者に売り渡す価格に1万円ほどの差があることについて、国がもうけてどうするんだと語っている。松平尚也は参加する業者が卸や小売まで増えると価格上昇の材料になるのでそういった条件の緩和はないと思うと話した。また今回の見直しと全体のルールの緩和等によってしっかり備蓄米が出回れば6月~7月には3000円台まで下がる可能性があると語った。