アジア大会6冠とMVPを獲得した水泳の池江璃花子選手は2019年2月、白血病を公表した。約1年後、最大15kg体重が減りながらも過酷なトレーニングを乗り越え闘病から復帰した。東京オリンピックではリレー3種目に出場した。昨日のパリ五輪代表選考会の100mバタフライ決勝、池江はトップで前半を折り返し57秒30で2位となり、派遣標準記録の57秒34を突破し2位以内となったためパリ五輪の代表内定が確定した。1位は17歳の平井瑞希選手である。池江選手は長水路、短水路、リレー含めると現在16個の日本記録を持っている。選考会は残り2種目にエントリーしている。