福井県池田町役場には職員同士が結婚した場合、どちらかに退職を求めるというルールがあり波紋を呼んでいる。池田町は人口約2200人で役場の正規職員数は67人。内規で町職員同士の結婚に退職勧奨を行うルールがあった。これに対しおととい、町議会で議員が撤廃を要求した。しかし、町は継続する意向を示した。1993年から2020年までには3組に退職勧奨を行い、いずれも女性が退職していた。2020年以降は1組に退職勧奨を行い、2人とも退職しなかった。特にペナルティはないという。このルールは、「結婚で同じ部署にいた場合に人事評価が困難になる場合がある」「異動するとしても部署などに制約が生じ組織管理が大変」といった理由で「退職勧奨」が必要だとしているという。宋美玄は「福井県は女性の就業率も共働き率も47都道府県で1位。なので働きやすい地方だと思っていたがこんなところもあるんですね」とコメントした。寿退社にも世代間でギャップがあるという。働く女性20代から30代に「会社に謎ルールがあるか」と聞くと回答は半々だった。その中では「帰宅時にチーム全員に1人1人にお先に帰ってもよろしいですか?」「昼食時、ランチに行く順番が決まっている」などの回答があった。