任期満了に伴う沖縄県議会選挙は48の定員に対し75人が立候補し、無投票となった石垣市選挙区を除く12の選挙区できのう投票が行われた。投票率は45.26%と過去最低となった。開票の結果玉城知事を支持しない県政野党の自民党と中立的な立場を主張する日本維新の会や公明党などの勢力は28議席となり過半数を獲得した。自民党を中心とする勢力が議会の過半数を獲得するのは16年ぶり。一方玉城知事を支持する共産党、立憲民主党、社民党、地域政党の沖縄社会大衆党など県政与党の勢力は20議席となり過半数を確保できなかった。これまでは玉城知事を支持する県政与党の勢力が事実上多数を占めていたが、勢力が逆転することで玉城知事は厳しい県政運営を迫られることになる。