発達した積乱雲が帯状に連なる線状降水帯の発生が半日後に予測された場合、気象庁はこれまでよりも範囲を絞り込み県や地域などの単位で発表することになった。今月28日から運用が始まる。北海道と沖縄県以外は都府県単位で発表され、北海道は7つ、沖縄県は4つの地域に分けて警戒を呼びかける。気象庁は線状降水帯の予測精度について「次世代スーパーコンピューターを用いた新たな技術の活用などにより的中率を維持したまま見逃しは減る」としていて、線状降水帯が発生すると災害のおそれがあるため大雨に対する心構えを一段高めてほしいと話している。