厳しい残暑から一転、きょうの最高気温が25.3℃だった東京では長袖姿の人が目立っていた。全国各地で秋の気配が。小学生に振る舞われたのは地元の秋の味覚・あゆ料理。長野県上田市の卸売市場で行われたのはまつたけの競り。不作だった去年と比べ今年は順調に入荷しているという。京都・福知山市では丹波くりの収穫が始まった。オススメの食べ方は「栗ご飯」とのこと。今年の夏、最高気温が40℃となった埼玉県熊谷市だが、きょうは20℃台と過ごしやすかった。つい最近まで名物・かき氷の売れ行きが好調だったというかき氷店。暑い日は30杯以上売れていたが、きょうは3分の1ほどだったという。店では栗ようかん・どら焼きなどが売れ始めているという。この過ごしやすい秋はいつまで続くのか。気象庁の3か月予報がきょう発表された。来月の気温は東日本~沖縄・奄美にかけ暖かい空気に覆われやすく、特に来月のはじめ頃は30℃以上の真夏日になるなど季節外れの暑さになるところもある見込み。その後、11月・12月は上空に換気が流れ込む影響でほぼ平年並みと予想されている。気象庁は12月~来年2月にかけての見通しも発表しており、「日本海側で降雪量が平年並み~平年より多くなるなど冬らしい冬になる予想」としている。