父方の祖母が104歳まで生きた。子どもの頃、祖母の家に行って帰る時、祖母から「これが最後だから」と言われ、お互いに泣いて抱き合って別れていたが、そこから35年くらい生きたと話した。祖母が亡くなって1週間後くらいに父が亡くなったという。父は自分の好きなことばかりやるタイプで、ハッキリ言う人だった。又吉直樹はサッカーをやっていたが、ボールやスパイクを持っていなかった。上手くない状態で父が試合を見に来て、「お前が一番下手やったな、二度と見に来ない」と言われた。そこから努力して、高校までサッカーを続け、大阪府の大会の決勝まで行った。そこで父に決勝戦を見に来てほしいと言ったら、来てくれた。しかし、砂場で友達と相撲をとっており、試合を全く見ていなかったという。小説の中で父のような登場人物を描きたくなる傾向はあると話した。両親からは教科書に載っていないようなことを学んだという。祖母から家にいる虫はおじいちゃんだと教えてもらった。しかし、次の日、ご飯を食べている時に小さい虫を祖母が潰しているところを見たと話した。
