過去最多56人が立候補した東京都知事選挙。投票率は60．62％。過去10回で2番目の高さとなる。小池百合子が291万8015票を獲得し当選。3期目に突入する中、当初の情勢調査と異なり3位に終わった蓮舫（128万3262票）は選挙後、自身のSNSで再スタートを誓い、元航空幕僚長・田母神俊雄氏は反省。前安芸高田市長・石丸伸二は小池氏に次ぐ165万8363票。10代、20代からは最も高い支持を得てその割合は42％。広島・高田郡吉田町出身。京都大学卒業後、三菱UFJ銀行に就職し、2014年、アナリストとして米国・ニューヨーク赴任。為替アナリストとして全米を飛び回った。2019年、河井夫妻選挙違反事件で地元、安芸高田市に戻り市長選に出馬。当時、無名ながらSNSを駆使して市長選に当選。市議会での激しいやりとりや論破する様子がバズリ切り抜き動画も拡散。ユーチューバーの撮影に積極的に応じることで演説が様々なチャンネルで生配信された。SNSで話題になった要因の一つがホリエモン、オリエンタルラジオ・中田敦彦、東国原英夫など著名人との対談動画。都知事選での生中継で山崎怜奈、古市憲寿の質問に噛み合わない答えをする石丸氏の発言は「石丸構文」はトレンド入り。