中国経済について解説。近年、大手不動産会社の経営危機が相次いで明らかになり数十万戸ものマンション建設が中断し大騒ぎになっている。中国のGDPの3割は不動産関連で、中国の経済成長は不動産業界のおかげ。マンションの値上がりが続き習近平国家主席が引き締めを行ったが不動産業者が経営難に陥ってしまった。約30年前の日本でも不動産融資に上限を設けるなど土地価格を抑制した結果、土地価格の下落で大混乱となりバブル崩壊となった。その後日本全体で消費が落ち込みデフレに何十年も苦しむことになった。この道を中国も辿っている可能性があり、日本化や日本病と言われている。