宮崎県が開発した暑さに強いコメの品種名が「ひなた舞」に決まった。県総合農業試験場が「南海189号」という系統名で14年前から育成を続け、去年9月に種苗法に基づく品種登録を国に出願し今月受理された。県内の主力品種の「ヒノヒカリ」に比べ高温による品質の低下が少なく収穫量も1割ほど多い特徴があり、食味はヒノヒカリと同程度で優れているという。ひなた舞という品種名は4000件を超える応募の中から選ばれ、舞い上がるほどのおいしさを表現していることや神楽を連想し宮崎らしさを打ち出せることが決め手になった。ことしは約150ヘクタールで栽培が行われ市場での流通も始まる予定で、来年から本格的な販売がスタートする。県は2030年度には県内の主食用米の栽培面積の約10%の1240ヘクタールまで作付けを広げたいとしている。宮崎県・河野知事は「希望を届けることができたのではないか」などとコメントした。
