日南市で開かれた木材市では、県内で伐採された樹齢45年～80年ほどの飫肥杉の丸太約5000立方メートルが集まった。県内や鹿児島県の業者ら50人ほどが訪れ、切り口の色合いなど確かめながら入札価格を紙に書いて落札した。国産の木材価格は、バイオマス発電の需要や中国など海外向け輸出が増加していることから、上昇傾向。きのうの最高値は1立方メートルあたり1万6700円と入札好調だった去年とほぼ同じ水準だった。