来年冬のオリンピックを見据えてフィギュアスケートの強化合宿が行われ、坂本花織選手や鍵山優真選手などがプログラムの振り付けやジャンプの精度を磨いた。ファンを迎えた強化合宿は来年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックを目指す選手たちが集まった。坂本は次のシーズンかぎりでの現役引退を表明している。新しいショートプログラム「Time To Say GoodBye」の落ち着いた曲に乗せて、振り付けを確認した。「精いっぱい頑張って一番いい結果を出せるようにしたい」などと話した。鍵山が取り組んだのは課題の4回転フリップで、繰り返し練習し、体に感覚を覚え込ませていた。「オリンピックシーズンだけれども攻める姿勢は変えずやっていきたい」などと語った。