自民党総裁選不出馬を表明した翌日岸田総理は閣僚後閣僚懇親会で「気兼ねなく閣僚としての業務に支障のない範囲で堂々と論戦を行ってほしい」と話した。総裁選について田崎史郎は「これまでの総裁選は派閥で候補者1人を決めていたが今回は派閥なき総裁選のため派閥の力が利いていないので同じ派閥から複数出ようとしている」と話した。16日上川外務大臣が岸田派の若手に出馬を連絡した。おとといは林官房長官も岸田派の若手に電話した。林官房長官は出馬死体考えを岸田総理らに伝えていて周辺議員らろ対応を協議する見通し。林官房長官については岸田総理が不出馬を表明したあと岸田派内で後継への待望論が出ている。16日加藤元官房長官が出馬を目指す考えを表明し、茂木幹事長も出馬を考えている。ある中堅議員は茂木幹事長ら4人から支援要請を受けていて対応に困っている。ある4回生は河野デジタル大臣から支援要請を受けたが小林前経済安保担当大臣を支援することを決めた。小林前経済安保担当大臣はきょう一番乗りで出馬会見を開き推薦人20人についてはメドをつけている。特徴は中堅・若手が各派横断的に擁立に動いている今月テレビ番組で「裏金事件の関係議員を外したままでは現場が回らなくなる」と発言した。これに対し閣僚経験者は「世間とずれた認識」と批判した。小林前経済安保担当大臣を推す理由について田崎史郎は「4回生以下の止まり木」、佐藤千矢子は「脱派閥の象徴的な候補」と話した。自民党議員の間では小泉元環境大臣の名前が上がっている。小泉元環境大臣について田崎史郎は「ベテランから中堅若手と幅広い支持がある」、佐藤千矢子は「外交などの舵取りができるか不安という声もある」と話した。自民党総裁選は来月12日告示27日投開票。
来月立憲民主党代表選が行われ泉健太代表と枝野幸男前代表の新旧代表対決となるが野田佳彦元総理に期待する声もある。きょう党内の有志が野田佳彦元総理に出馬を要請する。