きのう、自民党総裁選に出馬することを明らかにした小林鷹之氏の会見には24人の議員が同席。議員の内訳を見ると安倍派が11人で最多、麻生派3人などとなっている。小林氏は11日のテレビ番組で「裏金事件の関係議員を外したままでは現場が回らなくなる」と発言し、きのうも「党でも正式に処分されていないので国民の一定の理解を得られた時点で適材適所の人事を行うことが大切」などと発言。また、裏金問題の実態解明については「検察のような権限を持たない自由民主党が調査をするというのも一定の限界があると思う」などとした。田崎氏は裏金の問題は背負い続けるしかないなどとコメントし、その上でどう生まれ変わったように見せるかだとした。旧統一教会の問題や裏金の問題について、岸田さんが背負って退場するので決着させてよというのが自民党議員の本音だと東大教授も指摘。今日、総裁選の投票日が決定。今週中には石破氏や林氏などが手を挙げるのではないかと言われている。9月7日には立憲民主党の代表選の告示があり、12日に自民党総裁選の告示となる。立憲民主党は23日に代表が決まり、その後の27日に自民党総裁選の投開票となる。立憲民主党の代表選について、第3の候補の待望論も出てきている。現在の泉代表は再選に意欲を示している。また、枝野幸男氏も立候補する意向であす会見予定。乱立する自民党総裁選に対し、立憲民主党は現代表と前代表の一騎打ちでいいのかという声が上がっているという。そこで第3の候補擁立の動きが活発化。その代表格となるのが野田氏。千葉県選出議員らの有志や若手・中堅議員グループなどの幹部が野田氏に出馬を要請。本人は今度の衆院選は勝ちに行かなければならない、そのために何ができるかよく熟慮させていただきたいとしている。馬淵澄夫氏と江田憲司氏が国会内で会談し、どちらかが立候補できないか可能性を探る動きもある。小川淳也氏は重鎮と面会し、代表選への対応について意見交換したとみられるという。立憲民主党は第3の候補が誰になるのかなどの動きが続いている。