NHK世論調査。岸田内閣を「支持する」と答えた人は先月の調査より5ポイント下がって20%で、3年前の内閣発足以降、最も低くなった。一方、「支持しない」と答えた人は5ポイント上がって60%だった。今月27日に行われる自民党総裁選挙について聞いた。関心があるか尋ねたところ、「大いにある」が24%、「ある程度ある」が46%、「あまりない」が18%、「全くない」が9%だった。最も議論を深めてほしい政治課題は何か、6つの選択肢を挙げて聞いた。年金など「社会保障制度」が35%、「経済財政政策」が26%、政治とカネの問題など「政治改革」が17%などとなった。次の総裁に誰がふさわしいと思うか、12人の名前を挙げて尋ねた。石破茂氏が28%、小泉進次郎氏が23%、高市早苗氏が9%、河野太郎氏が6%などとなった。一方、今月23日に行われる立憲民主党の代表選挙に関心があるか尋ねたところ、大いにあるが13%、ある程度あるが32%、あまりないが31%、全くないが21%だった。次の代表に誰がふさわしいと思うか、5人の名前を挙げて尋ねた。調査は代表選挙の告示前日の6日から実施した。野田佳彦氏が35%、枝野幸男氏が14%、泉健太氏が9%、吉田晴美氏が6%などとなった。代表選挙では、野党連携の在り方が論点の1つとなる見込み。次の衆議院選挙に向けて野党の連携をどうすべきだと思うか聞いたところ、「深めるべきだ」が34%、「深める必要はない」が11%、「どちらともいえない」が48%だった。衆議院の解散総選挙をいつ行うべきだと思うか4つの選択肢を挙げて尋ねたところ、「できるだけ早く」が43%、「来年の前半」が13%、「来年夏の参議院選挙」と同時が15%、「来年10月の任期満了近く」が16%だった。