災害関連死を防ぐために重要なのは清潔なトイレ、キッチン、雑魚寝を防ぐベッド。これらの頭文字を採ってTKBと呼ばれる。首都圏の自治体でも導入が進んでいるが、電気や水道がないところでも普段に近い生活ができる避難所を作ろうという試みが始まっている。先月、神奈川・泉区で行われた避難所の設営訓練でトイレカー、キッチンカー、電源車が登場。テントには簡易ベッドの他エアコンが設置された。シャワーを浴びたり洗濯したり、炊きたてのご飯を提供をすることも可能。日常に近い生活空間を作ることが狙い。地元の親子連れはテントを見学し、キッチンカーで作られた炒め物などを味わった。モデルとなっているのはイタリア。大規模災害発生から48時間以内に個室ベッドやキッチンカー、食堂などを設置する。イタリアでは避難所設営・運営は国の指揮のもとボランティア中心に担う。横浜市の場合、設備は市が購入し、設営は民間主体。横浜市も発災直後被害状況の把握などに追われるため、スムーズな開設のためには民間との連携が欠かせないと感じている。
