大阪・泉大津市立の小津中学校の図書室で生徒が議論していたのは「校則の見直し」。子どもが先生・保護者と話し合い校則を見直す活動は「ルールメイキング」と呼ばれている。この中学校では一昨年からルールメイキングを導入している。去年からは学校オリジナルのブレザーなどと「ユニクロ」製品を組み合わせられる新ルールを作った。文部科学省も去年、12年ぶりに生徒指導に関する教員向けガイドラインを改訂し、校則について「絶えず積極的に見直しを行っていくことが求められる」とルールメイキングを後押ししている。先月都内で「ルールメイキング・サミット 2023」が開かれた。イベントの主催は「先生方や地域の方が校則を随時見直していく必要があると言ってくれたりするとそこで初めて対話の土壌が整う。校則を変えるときには先生や大人の理解は大事」と話す。
住所: 大阪府泉大津市助松町2-13-1