去年12月に津久井やまゆり園を退所した奥津ゆかりさん。16年前に入所し常に職員が側で支援する環境で暮らしてきた奥津さんだが、事件後に犠牲者の分まで自分の望む暮らしをしたいと思うようになったそう。今後は茅ヶ崎のグループホームで自立した生活を目指すという。茅ヶ崎では奥津さんが地域での生活を送れるよう園の職員が月に1回程度サポートに訪れている。グループホームでは掃除や洗濯など身の回りのことは基本的に一人でこなすそう。その中で職員は1人でできることやサポートしてほしいことを絵カードで見える化。茅ヶ崎での暮らしをいかに維持するか支援者と共有したいなどと話した。今月奥津さんを訪ねると、作業所で働きながら日々の暮らしに向き合っていた。
一方、園を地域に開こうと挑戦する若者も。この春大学を卒業して津久井やまゆり園で働き始めた谷口賢史さんは園の近くで生まれ育ち、幼いころは園との交流が当たり前だったという。しかし2016年の事件により環境が一変し、園と地域の交流が薄くなったそう。そこで園と地域の新たなつながりを作りたいとして農福連携を考え、大学生や地域の人などと園の敷地内にハーブを植えた。また園の利用者と地域住民が触れ合うイベントも行われ、ゲームなどを一緒に楽しむことで自然と打ち解けあったとのこと。谷口さんは利用者と伴走しながら幸せについて一緒に考えていければいいなどと話した。
一方、園を地域に開こうと挑戦する若者も。この春大学を卒業して津久井やまゆり園で働き始めた谷口賢史さんは園の近くで生まれ育ち、幼いころは園との交流が当たり前だったという。しかし2016年の事件により環境が一変し、園と地域の交流が薄くなったそう。そこで園と地域の新たなつながりを作りたいとして農福連携を考え、大学生や地域の人などと園の敷地内にハーブを植えた。また園の利用者と地域住民が触れ合うイベントも行われ、ゲームなどを一緒に楽しむことで自然と打ち解けあったとのこと。谷口さんは利用者と伴走しながら幸せについて一緒に考えていければいいなどと話した。
住所: 神奈川県相模原市緑区千木良476