老朽化に伴い建て替え工事が進められている、津久見市役所の新しい庁舎の建設現場で見学会が開かれた。津久見市の新庁舎の設置場所については、ことし4月に行われた住民投票で津久見港近くの埋め立て地に建設する案への賛成が多数を占め、8月からこの場所で工事が進められている。見学会では初めに事務所で新庁舎の概要などの説明が行われ、市の担当者が新庁舎は地上5階建ての免震構造で、津波避難ビルの機能も備えていることなどを紹介した。このあと参加者は建設現場に移動し、現在地下40メートルまで掘り進めている基礎部分の工事について説明を受けていた。津久見市の新庁舎の総事業費はおよそ44億円で再来年の3月には完成する予定。津久見市経営政策課・後藤真琴主査のコメント。