ミラノ・コルティナオリンピック・スノーボード女子スロープスタイルの結果は、金メダルが深田茉莉選手、銅メダルが村瀬心椛選手(ビッグエアで金)。村瀬選手は21歳で岐阜県出身。4歳の頃にスノボ好きの父親の影響で競技を始め、2015年に小学生でプロになった。2018年、13歳でXゲームズビッグエアで優勝、全日本選手権スロープスタイルで優勝。2021年には世界ジュニア選手権スロープスタイルで優勝。2022年の北京オリンピック・ビッグエアでは銅メダルを獲得。この際、冬季五輪日本人女子最年少メダリスト(17歳3か月)に輝く。バンクーバー五輪フィギュアスケート女子銀メダルの浅田真央さん(19歳5か月)の記録を塗り替えた。今大会で冬季五輪日本勢史上初となる個人種目2冠は叶わなかった。村瀬選手は「もう次は絶対金、金取ってこの悔しい思いを、次の大会、オリンピックでぶつけてやろうと思います」と話した。村瀬選手のコーチが明かす強さの秘密。幼少期から現在まで村瀬選手を指導する元プロスノーボーダー・阪西コーチによると、天才少女エピソードがあるよう。挑戦する技を身ぶり手ぶりで伝えると、無邪気な笑顔で「こんな感じ?」と言ってすぐに成功させてしまう。練習では共に練習していた妹(由徠)や、男子代表・長谷川帝勝の半分ほどの時間で終わっていた。技の直す部分がなくなり、練習が速攻で終わるため本人が飽きてしまうこともあったよう。コーチは「スノーボードじゃなくても身長が関係ない競技だったら、何をやってもすごかったんじゃないかな。足もめっちゃ速かった。能力が高くて、体の扱い方が良かった」と話す。
