今回は「一芸を習得しろ」の第四弾、サンバを習得する。サンバはブラジル発祥だが、浅草サンバカーニバルに毎年約50万人が来場するほどに日本でも人気。教えてくれるのはブラジル人振付師のルイス先生。サンバで一番重要なのはパッションだという。まずは、基本ステップのノ・ペ。上半身をまっすぐ固定し腰から下を左右にスウィングする。メンバーは短時間で基本ステップをこなせるようになったが、まだまだパッションが足りないということでルイス先生の提案で「ハイテンションアサイーゲーム」を行った。
ここからはパフォーマンスの振り付け。通常なら習得まで2カ月かかかる振り付けを2時間で行う。まずはルイス先生が実演。基礎ステップ「ノ・ペ」からスタートし、サンバ独特のボックスステップから足で8の字を描くマランドロステップ、そしてヒップシェイクで腰振りをセクシーに表現。最後は基本ステップの高速バージョンであふれるパッションを表現する。
3つの難所を順に練習。まずは連続ステップ。ボックスステップはダンサーなら見慣れた振り付けだが、サンバならではの独特のリズムにメンバーは苦戦。しかし、コツを掴んで変速ボックスステップをマスター。連続ステップの後半は足で8の字を描くマランドロステップ。マランドロは日本語で「チャラい」ということでチャラさを意識。2つ目の難所はヒップシェイク。セクシーを意識して練習するが、慣れない腰振りに疲労もあって困惑するメンバー。そこで、ヒップシェイクの達人であるマリアナ先生が指導。お鍋をかき回すイメージで横回転を意識すると聞き、メンバーたちは上達していった。ラストの難所は高速サンバ・ノ・ペ。パッションに火がついたルイス先生はどんどん難易度アップの振り付けに変更していき、ラスト10秒はそれぞれのオリジナル振り付けに変更された。