隅田川花火大会。開催までの舞台裏を総力取材。8代将軍徳川吉宗の時代を起源とする日本最古の花火大会。100万人の来場者が2万発の花火を楽しんだ。国内の代表的な花火メーカー10社が競うコンクールも行われた。東京都墨田区、開店前のスーパーの中に200人を超える行列。オリンピック墨田文花店は観覧席として特別に屋上を開放。先週の足立の花火（足立区）は雷雨により中止。東京都心は2日連続猛暑日。関東周辺は大気の状態が不安定で、多摩西部では雷雨が起こり始めていた。カナダから来た家族は、台東区の着物レンタル・SiLKで浴衣をレンタル。この日浴衣をレンタルした人の4割が外国人。コンビニで敷物を購入し観覧場所探しへ。午後5時ごろから関東地方で発生したゲリラ雷雨。さいたま市、さいたまスーパーアリーナ近くで撮影された映像。空が何度も光り、轟音が響き渡る。墨田区でも激しい雨が降った。ことしは人件費の高騰や物価高の影響で大会運営費はコロナ前の1．5倍、3億円まで膨れ上がっている。
隅田川花火大会。開催までの舞台裏を総力取材。午後6時ごろ、警察官が交通規制のための柵を設置。道路の横にはレジャーシートを手にする人たちがずらり。交通規制により歩行者が一方通行となったため警察官と押し問答する場面もあった。隅田川花火大会は江戸時代の花火大会が起源といわれている。以前の名称は「両国の川開き」。1733年に両国橋周辺の料理店が花火を上げたことに由来。午後8時半、花火大会が終了。約100万人が一斉に帰宅するため最寄りの浅草駅は大混雑に。人混みに加え災害級の暑さで体調を崩す人もいた。きょう東京都内で熱中症で病院に搬送された人は120人。