外国人観光客が去年、日本で使ったお金はなんと8兆円以上。一体何をどんな人が買っているのか。イタリア・ミラノから訪れたという女性は、夫が独断で大量のポケモンカードを購入。妻にだいぶ詰められている彼のお仕事は、イタリア国家憲兵隊。新婚旅行中で使ったお金は65万円ほどだそう。更に何度も日本を訪れ、高額の買い物をしているという中国人女性は、旅の予算は上限なし、好きなものを買うというが、ちなみに職業は家族経営で包装材を作って世界中に輸出しているという。年商約3億円、おうちは超豪邸で6台の車を所有しているそうだ。高級ブランド店が立ち並ぶ銀座には、体験型ミュージアムやショッピングを楽しんだという親子の旅の予算は約80万円。母親は訪問看護師、娘は大手百貨店で働いている。ちなみに年収は母親が9万7000ドル(約1513万円)、娘は7万ドル(約1092万円)。東京観光の代名詞・浅草で出会ったのは、高級ブランドの服や靴などを買った19歳の米国人カップル。男性は調理と宅配の仕事を、女性はレストランのマネージャーなど、なんと4つの仕事を掛け持ちしているそうだ。他にも親族の結婚式のために来日し、不朽の名作「赤毛のアン」の博物館を管理している夫婦など、様々な背景を持つ人が日本でお金を使っていた。