東京・浅草に創業80年の街の氷屋がある。4代目の大野さんは、かき入れ時の夏は1トン以上の氷を使用する。1本135キロのものを使用し、軽々運んでいるようにみえる重労働。氷の配達先は150軒あり、ビーフシチューで人気の浅草の老舗洋食店でも大野さんお氷が使用されている。この日は連絡はもらっていないが、在庫を確認し、少なくなっていれば補充してくれる。氷が切れて仕込みに困ることがないようにという大野さんの気遣い。仕入れた氷は大野さんの長年の経験で培われた経験で選別される。特にこだわっているのはかき氷用の氷。口に入れた瞬間にとけるような食感で、目利きが重要になってくる。透明度が高い部分をのこしつつ不純物を丁寧に取り除いていく。その塩梅は切り出しながら見定めていく。徹底した温度管理も重要で、-18度以下にならないよう注意深く管理していく。こうした技術で街の飲食店を支えてきた。
大野さんが氷屋をついだのは先代の父が亡くなった20年前。しかしコンビニや量販店などの氷に押されて需要は減り続け、最盛期に300あった取引先は半分に。廃業も考えていたが、それを止めたのが妻で、かき氷を作ろうと提案した。当時は、台湾発のかき氷が流行したかき氷ブームの最中で、こだわりの氷で勝負しようとした。大野さんの挑戦を応援したいと得意先のバーが昼間だけ店を貸してくれることに。こうして始めたかき氷屋は繊細な口溶けが人気を呼び、全国からファンが集まるように。
大野さんが氷屋をついだのは先代の父が亡くなった20年前。しかしコンビニや量販店などの氷に押されて需要は減り続け、最盛期に300あった取引先は半分に。廃業も考えていたが、それを止めたのが妻で、かき氷を作ろうと提案した。当時は、台湾発のかき氷が流行したかき氷ブームの最中で、こだわりの氷で勝負しようとした。大野さんの挑戦を応援したいと得意先のバーが昼間だけ店を貸してくれることに。こうして始めたかき氷屋は繊細な口溶けが人気を呼び、全国からファンが集まるように。
