アメリカ・ワシントンのイベント会場に「YMCA」が流れると踊りだしたトランプ大統領。日本時間午前8時半過ぎ、戦闘が続くイランとの協議について「イランとは交渉中だ。彼らは合意したくてたまらないがそれを言って国民に殺されるのを恐れている。我々に殺されることも恐れている。」などと主張した。戦闘終結に向けてアメリカ側はイランに対し「ホルムズ海峡の開放」など15項目の停戦案を提示。一方、イラン国営メディアはイラン高官が5つの条件を示したと報じた。攻撃や暗殺の完全停止やホルムズ海峡に対するイランの主権などが条件だという。お互いが提示した条件に大きく隔たりがあり、停戦に向けた糸口が見えていない。イラン情勢の悪化で原油価格が高騰するなか、日本政府が動いた。ガソリンなど石油製品の安定供給のため国が備蓄する石油の放出に踏み切ったのだ。全国11か所の備蓄基地から放出予定の石油量は国内消費の約1ヶ月分850万キロリットル。すでに放出されている民間備蓄と合わせて45日分にあたる。一時、200円を超える値のついたガソリン価格の安定につながるのか。東京・世田谷区のガソリンスタンドでは2周間前には185円だったレギュラー価格が先週は20円、きょうは8円下がり1Lあたり157円で販売していた。レギュラー1Lあたりの全国平均価格は先週初めて190円を突破したが、政府補助金の効果で今週は13円下がり177.7円になった。一方、価格以前の問題も起きていた。福島市内のガソリンスタンドではレギュラーガソリンが品切れになっていた。今週日曜日に在庫が尽きたという。イラン情勢の悪化で独立系のガソリンスタンドなどで在庫不足が深刻化。元売り会社から入荷できない状態が続いていた。すると取材中、3日ぶりにガソリンが入荷した。店長が「169円」の値段を掲げると続々と客の姿が見えた。しかし次の入荷のめどは立っておらず、速やかな事態の収束を望んでいる。原油不足の影響は静岡県・浜松市でも起きていた。浜松市が運営する温浴施設ではお湯を沸かすための重油が確保できなくなったため昨日から無期限の営業停止を決めた。1700L入るタンク残量は750Lと半分を切っていたが取引業者からは「在庫が確保できない」と連絡があった。残り少ない重油は同じ敷地内にあるデイサービス用の施設で使うという。
