今週、東京タワーの展望台への来場者が、日本の人口を大きく上回る累計1億9000万人に到達。節目の来場者は米国からハネムーンで訪れたという夫婦だった。長年、親しまれてきた東京タワー。その歴史は66年前にさかのぼる。66年前、テレビやラジオの電波を送る電波塔として開業した東京タワー。フランスのエッフェル等を抜いて当時、世界一の高さを誇り、東京のシンボルとして長年にわたって親しまれてきた。時代に合わせて東京タワーも変化。かつて、ろう人形館があった場所は、今、若いファミリー層に楽しんでもらおうとロボットを操縦して対戦するコーナーなどが設けられている。昨年度の来場者数は年間およそ218万人。その4割以上が外国人観光客。人気なのはSNSで話題となっているフォトスポットで写真を撮ること。国内外多くの方に親しまれている東京タワー。その魅力とは何なのか、展望施設マニア・かねだひろさんに話を聞く。特にお気に入りなのはタワーの中央にある展望台。かねださんは、高さ150mだからこそのよさがあるという。この場所から、日々変わっていく東京を感じられることが、かねださんにとっていちばんの魅力。街の変化を日々感じられる、ここにいるからこそ見られる景色を常に見続けているのに特別感を感じている、などと説明していた。