岸田総理大臣に代わる新しい総理大臣の指名選挙を行う臨時国会について、政府与党は来週27日に投開票が行われる自民党総裁選挙で新総裁が選出されたあと、来月1日に召集する方向で調整している。自民党と立憲民主党は国会対策委員長が会談し、自民党・浜田国対委員長は1日に国会を召集したいという政府与党の意向を伝え、“来週24日に衆議院議院運営委員会の理事会を開き、正式に伝達したい”と提案した。これに対し立憲民主党・安住国対委員長は“新政権の方針などをただす必要がある”として、衆参両院で本会議での代表質問に加え、予算委員会で質疑を行うよう求めた。また、政治資金収支報告書に不記載のあった議員の政治倫理審査会への出席を改めて求めた。