宮古島には太陽光パネルと蓄電池を備えた住宅が700以上ある。2年前に太陽光発電を始めた玉城さんの家の蓄電池には通信装置がついていて、事業者が発電システムを遠隔操作している。沖縄本島にあるベンチャー企業で宮古島にある太陽光パネルと蓄電池を一括管理している。天気予報や電力の需要予測などを基にコンピューターが各家庭の発電や蓄電池の充電・放電をコントロール、地域をまとめて管理することで太陽光発電の変動を抑え電力系統に安定した電気を流すことができる。このシステムは台風など災害時にも大きな役割を果たした。ベンチャー企業では太陽光発電を普及させるため、導入費用を無料にし、利用者から割安の電気使用量を払ってもらうビジネスモデルを展開している。