今移住者が増えている町は他にも。番組が向かったのは福島・浪江町。B級グルメ日本一に輝いた浪江焼きそばや、高級魚・シラウオが有名なこの町で、3年前にできた新たなスポットが道の駅なみえである。地元の新鮮な食材から、道の駅初の無印良品も併設。中でも今人気なのがじっくり煮込んだルーと地元の野菜がたっぷり入ったこだわりのカレー。この人気メニューを作ったのは、サッカー日本代表の元専属シェフ・西芳照さんが作ったその名も「日本代表カレー」である。実は先月から道の駅の総料理長として、メニューの監修や開発を行っている。福島・浪江町は2011年、東日本大震災で起きた原発事故で住民約2万人が全国に避難を余儀なくされた。震災から13年経った今も面積の8割が帰還困難区域となっていて、現在住んでいる人は2200人ほどである。「住みたい田舎ランキング」1位は福島・浪江町である。人口の約3割が県外からの移住者である。女性は東日本大震災後に東京から移住したことや新しい動きについて話した。栃木から移住した男性は起業支援について話した。浪江町の移住者への主な支援制度として移住支援は2人以上200万円、起業支援として最大400万円支給されるという。