ことし3月、囲碁の韓国棋院に移籍した仲邑菫三段がソウルで行われた韓国の主要な女流タイトル「女流棋聖戦」三番勝負の第1局で勝利し、韓国での初タイトル獲得まであと1勝となった。去年13歳11か月で日本の女流タイトル獲得の最年少記録を更新した仲邑菫三段は、より高いレベルを目指しことし3月韓国棋院に移籍。韓国の女性棋士のランキングで現在6位の仲邑三段は、現地の女流タイトルとしては賞金額が最も高い「女流棋聖戦」の決勝に進み、昨夜7時からソウルでランキング1位のチェジョン九段との三番勝負の第1局が行われた。日本棋院によると午後10時過ぎ、接戦を制し後手で白番の仲邑三段が勝ったという。これで仲邑三段は韓国での初タイトル獲得まであと1勝となった。女流棋聖戦の第2局は今月9日、ソウルで行われる予定。