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「海盗セブン」 のテレビ露出情報

俳優・岸谷五朗さん。今週スタートした大河ドラマ「光る君へ」では紫式部の父親を演じている。岸谷さんの俳優としての原点は舞台。59歳の今も激しい動きやキレのあるダンスで縦横無尽に活躍している。岸谷さんは演劇好きだった母親に勧められ、幼い頃からよく舞台を見に行ったという。裕福な家庭ではなかったので姉と自分だけを劇場に入れて母は「用があるから」と外に出て待っていたと明かした。実は岸谷さんは小学生で舞台俳優を決意。ところが様々なことに手を出し、気付けば進路を決める年になっていた。ひとつのことを生涯やり倒したいと舞台俳優になることを思い出した感じだったという。中央大学に進学も1年で退学。学生演劇をやるつもりは全くなく、プロの世界に早く入らないとダメだと思ったと。岸谷さんは人気急上昇中だった三宅裕司さん主宰の劇団のオーディションを受け、応募者200人の中から合格。しかし、セリフのない役が3年以上続いた。追っても追っても届かない芝居という奥深さに完全に入り込んだそう。劇団の稽古だけでなく、歌・ダンス・立ち回りなど舞台に役立つことは全て自腹を切ってレッスンに通った。アルバイトで稼いだお金は全て自分を磨くために使った。そして劇団の看板俳優に。29歳の時には自ら作・演出する舞台を作ろうと劇団を辞めて新たに演劇ユニットを結成。歌ありダンスありエンターテイメントてんこ盛りの舞台で観客を魅了し、今年で結成30年を迎える。芝居を始めた当時は60歳になったときは演劇の神様ぐらいになっていると思っていたが、芝居を始めてまだ3~4年の感じだという。岸谷さんにとって演劇は人生の真横にいて肩を組んでいる親友だという。無我夢中で追い求めるものに出会わせてもらえたと振り返った。地球ゴージャスの結成30年を記念する舞台が今春に上映予定。

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