涙ながらに訴えているのは、参議院からくら替えし、今回、東京7区から立候補した丸川氏。派閥の裏金事件では、882万円の収支報告書への不記載が明らかとなった丸川氏。今回の選挙では党の公認は得られたものの、比例復活の道は閉ざされている。一方、野党候補は、この政治とカネの問題を争点に攻勢を強めている。立憲民主党から立候補する松尾明弘元衆院議員は現役の弁護士。法律の知識を武器に裏金事件を追及する。自民党の裏金事件を追及する一方で、それだけでは票には結びつかないとも話す。日本維新の会から立候補する小野泰輔前衆議院議員は東京・港区を練り歩き「打倒自公政権」を訴えた。すると地元の自民党区議会議員と一触即発の場面もあった。また、参政党の石川友梨香氏も立候補している。訴えるのは「消費税減税」や「社会保障の最適化」。