- 出演者
- 渡辺和洋 渡辺正行 天達武史 谷原章介 杉村太蔵 松村未央 カズレーザー(メイプル超合金) 酒主義久 谷本有香 岩田明子
自民党は改選議席の52を10以上減らし40議席を割り込んだ。公明党も議席を減らすことになり、与党は参院で過半数を維持するために必要な50議席には届かなかった。参院選でも少数与党に転落した石破政権。石破首相は続投する意向を表明。当初、自民大敗のムードが漂っていたが、劣勢と報じられていた選曲で自民党候補者たちが続々と当選した。
視聴者から意見を募集「参院選 あなたが思う自民党敗北の理由は?」。自民党は出口調査お予想では32議席が予想されていたが結果的には39議席を獲得。杉村は自民党が意外と1人区をとったと話した。当選したラサール石井のことをこれからは「石井先生」と呼ばなければと渡辺は言った。
二階俊博元幹事長の三男・二階伸康氏は衆院選のリベンジとして臨んだが、選挙戦の序盤に鶴保庸介氏が能登での地震についての問題発言を行ったことで逆風が吹き、敗れる結果となった。当選した望月良男は裏金問題から自民党を離党している世耕弘成氏が支援した候補であり、二階王国の牙城が崩される結果となった。
鹿児島選挙区では尾辻朋美氏が当選した。自民党現職の尾辻秀久氏の娘だが、自民党の公認を得られず立憲民主党から推薦を受けての戦いとなった。対するは園田修光氏で石破茂首相や小泉進次郎農水相も応援に駆けつけたものの、尾辻氏が勝利する形となった。
福島選挙区の自民党候補である森雅子氏は自民党元法相だが政治資金問題を抱えていた。選挙戦では有権者に握手を自ら求めるどぶ板選挙を展開し小池百合子知事も駆けつけ、石原洋三郎氏に勝利している。
全国32の1人区で自民党は選挙前の28から14に激減した。高田さんは「善戦はしたとも言えるがそもそもの目標設定が低いので善戦も何もない」などと話した。自民敗北の原因について杉村さんは「現金給付がよくなかった。自民党の姿勢がブレ過ぎて支持者が離れていったことが大きい」、岩田さんは「行き当たりばったりで明確な政策メッセージがなかった。そして保守層が逃げていった」などと話した。選挙結果を受けて石破首相は「比較第一党の議席を頂戴している。責任を果たすことはよく自覚したい」などと述べて続投の意向を示唆した。ただ党内からは「責任をとってもらうしかない」という声も出ている。自民党の党則には”総裁リコール”という規定があり、党所属の国会議員と都道府県の代表1名の合計の過半数が要求すれば総裁選を前倒しで実施するというもの。
石破首相が退陣するシナリオも考えられる。参院選で大敗した内閣は過去3度あり、いずれも辞任を表明している。高田さんは「国民が世論調査で石破さんの続投を許すかが1つのポイントになる。また自民党内から石破さんを変えないと野党との協力も危ういという声が出る可能性もある」などと話した。岩田さんは「政治空白を生じさせることは避けなければならないが、選挙で3連敗している総裁を党内が許すのかも分からない」、杉村さんは「石破さんは立憲の野田さんと関係が悪くないから強気でいられると思う。本人も辞めないと言っているし引きずり下ろすのは相当難しい」などと話した。
国民民主党の玉木雄一郎代表が登場。今回、単独で法案を提出できる21議席を確保した。目標を超えることができたという。手取りを増やす政策だったので、それを実現する力がついたという。秋の臨時国会で法案を出したいという。10万円の手取りのアップを目指している。日本が30年成長してこなかったことが問題だ。成長戦略を示しているのが国民民主党の特徴だ。石破さんが続投されるとのことなので組むつもりはないという。103万円から178万円を目指していた。ガソリンの暫定税率の廃止については、3党のナンバー2で合意したことだ。それを守れない政権とは組めないという。与党内の政局を見極めたいという。現金給付の与党、経済対策の野党という図があった。消費税の減税は国民に支持されたのだろうと谷原さんがいう。物価高騰対策としては、所得税と住民税の控除額を引き上げて、それによる手取りの増を訴えていると玉木雄一郎さんがいう。世界でも標準的な物価高騰対策だ。日本だけがやってこなかった。われわれは物価高騰対策として消費税減税を訴えたことはないとのこと。消費税減税ははやくても来年の秋の実施になるだろう。トランプ関税を見定めることが必要になる。もっともはやくて効果が高いのが、所得税、住民税の控除額を深堀りして年末調整に間に合わせることだ。これ以上にはやくて効果のある方法はない。他の野党と協調する考えはあるという。どこと組むかより何を成し遂げるかを重視するとのこと。対決より解決を重視するという。外国人土地取得規制法は、2023年から国会に法律を出している。参政党だけでなく協力を呼びかけたいとのこと。今の物価高の要因には円安があると杉村さんがいう。減税をすると円の信用が悪くなる。マーケットの安心感を作りながら成長戦略を実施したいという。所得税の控除額を引き上げることは国際的には当たり前だ。日本では60-70年代には基礎控除を上げていった。当たり前のことだと玉木代表がいう。
玉木代表の戦略について、谷本さんは技術に対する振興は必要だがこれまでは投資の不足が日本経済の弱体化に繋がったのではないか、今後は一分野に大きく投資することが大切ではないかと言及。渡辺正行さんは体力もあるので総理になれる可能性もあるのではないかと言及。今後の連立の流れについて、高田さんはガソリン暫定税率は野党が多数となったことで通過することが期待されるなど、局面は変わっていくのではないかと言及。岩田さんは大連立について維新・前原氏は民進党でも希望の党でも残念な結果に終わっていたと紹介し、これを生産できるように和解を進められる人が出るかがカギではないかと言及。
外国人政策を批判して躍進した神谷宗幣代表の参政党、手取りを増やす事を重視して躍進した玉木雄一郎代表の国民民主党。いずれも結党5年の新興政党となっている。参政党が演説を行う予定の場所となった芝公園は熱狂に溢れる様子が見られたが、日本人ファーストという主張は外国人による土地購入への厳格な規制というものとなっていて、無党派層が注目する存在となったが排外主義と参政党を批判する人の姿も多く見られた。14議席を獲得し今後の製作に影響を与えることも予想されるが、今後について神谷代表は自民党と組むと取り込まれる恐れがあることから責任が取れる状況を作ることが大切と否定している。
国民民主党は山尾志桜里候補の公認問題や玉木代表の備蓄米を巡る発言から苦戦も予想されていたが、躍進する形となった。年収の壁を103万円から178万円まで引き上げる政策を主張しているが、最後に演説を行ったのは東京・新橋で玉木代表は上振れた税収を国民に戻すことが一番筋の通った対応だと訴えた。選挙好きの少年が駆けつける様子も見られ、将来を考えると178万円まで年収の壁が引き上がれば楽になるのではないかと話す様子も見られた。
参院選に関するトーク。国民民主と参政党は躍進を見せた。神谷宗幣代表は自民党との連立について「参院選が終わった段階では考えていない」などと話した。
「ネプリーグ」「明日はもっと、いい日になる」「僕達はまだその星の校則を知らない」の番組宣伝。
「青春の日、真夏の真剣勝負!」の番組宣伝。
参院選に関するトーク。視聴者から「いや、予想通りというよりか逆にまだ自民にいれるんだ!と感じた」などのメッセージがとどいた。自民党の保守層が野党に流れたという。
気象情報について伝えた。きょうは海の日。
- キーワード
- 海の日