- 出演者
- 久保田直子 井澤健太朗 手塚悠介 佐々木快 森山みなみ
台風9号は北上をし続け、あすの朝にかけて暴風域を伴いながら関東に接近している。東京・八丈島では強風域に入った。また千葉・九十九里町の海水浴場では遊泳禁止になるなど対策を行っている。その台風9号の詳しい進路が分かってきた。
午後4時頃の千葉県・九十九里浜では、徐々に台風が近付き海が荒れ始めていた。おとといには津波警報が出されたこともあり、海面の変動に警戒が高まっていた。津波警報でいち早く避難した海の家は、その片付けと備えに追われていた。海の家「九十九里館」の店主は「津波と台風のダブルパンチで営業が全然できていない。一番ハイシーズンなので大打撃」などと語った。台風一過で来週にかけて続く猛暑に、期待を寄せていた。午前中は晴れ間が見えていた横浜では、午後になり雨が降り始めた。台風がもたらす湿った空気が徐々に関東でも雨を降らせ、東京都心も気温30℃台に。関東では週末、非常に強い風や激しい雨が予想されている。
オープニング映像。
台風9号の状況について、八丈島から中継でリポート。海では沖の方から高い波が押し寄せており、消波ブロックを超えるほどの高さの波が時折来ている。雨はパラパラと降ったり止んだりを繰り返している。
台風9号によって伊豆諸島では雨よりも風や波の影響が大きくなっており、フェリーの欠航が出ている。この後台風は、明日の朝にかけて関東に最も近づく予想。午前3時、未明の時点で千葉県の東の海上まで進み、その後北東へと離れて行く予想で午前中がピークになりそう。まもなく千葉県に台風本体の雨雲がかかり、夜遅くになると土砂降りになるおそれがある。東京都心でも夜中にざっと雨が強まる時間が出てきそう。朝の時間帯はまだ雨が降っているところが多く、沿岸は風が強まる予想。高速道路では車が風にあおられる可能性もあり、注意が必要。明日の昼頃になると関東全体で雨が止み、台風が上陸する可能性は低くなっている。
三重県桑名市では40.4℃まで気温が上がり、3日連続の40℃超えとなった。愛知県豊田市でも39.5℃まで上がっている。暑さはあすも続き、晴れる東海から九州で猛暑日が続出する予想。関東では昼間は日差しが出そうなので、東京でも猛暑日が復活する。暑さは来週半ばまで続きそう。
沖縄の東にある熱帯低気圧があす台風に発達し、今後北東へと進んでいく予想。今年は日本の近海で海水温が高く、近くで台風が発生することが多くなっている。伊豆諸島ではあす台風が去った後、日曜日に再び影響が出てきそう。
静岡県伊東市の田久保真紀市長は自身を東洋大学卒業としていたが実際には除籍されていたことが発覚し、学歴詐称の疑いが指摘されている。田久保市長は辞意から一転続投の意向を示し、伊東市役所では今朝から電話が鳴り止まない状況に。職員総出で市民からの電話に対応しており、伊東市の近持企画部長は「職員にとってかなりのストレスになっている。市長にも電話で対応してもらいたい」などと話した。朝から市役所に寄せられた電話やメールの内、9割以上が「辞めないのか」との苦情だという。
伊東市の田久保真紀市長は、きのうの会見で「改革への道はまだ始まったばかりと、市民の皆様の声で強く思い出した」などと述べ、続投を表明した。会見を聞いたある職員は、「何を言っているのかわからない。まだ続けるのか」などと本音を漏らしていた。自身が大学を卒業していなかったことを本当に知らなかったのか、市長の言う卒業証書は本物なのか、疑惑はまだ残ったまま。伊東市民からは「市民をバカにしている」、「女性が活躍してほしいと投票したが、辞めてほしい」などの声が聞かれた。一方で「そんなに大した問題じゃない」「これから先どう動いていくかでいい」など、市長を擁護する声も聞かれた。伊東市議会は今後学歴詐称疑惑を追及する百条委員会の結論を出したうえで、不信任案の提出などを検討する方針。取材を担当する板垣亮記者は「市長は『辞職撤回』で議会との対決姿勢を明確化した。市議会側に不信任決議案を提出させ、議会を解散する思惑との見方が強まっている。市長にとっては市議会の情勢変化や百条委員会の解散など、“追及がいったんやむ”メリットがある」などと述べた。
警察と消防によると、広島県東広島市で「家が激しく燃えている」と目撃者から通報があった。火は約1時間半後にほぼ消し止められたが、火元の住宅が全焼した。また近くにある病院の患者ら約70人が病院のロビーに避難したが、この火事によるけが人はいなかった。
JR東日本は、来年3月からの運賃の値上げを発表した。山手線などの初乗り運賃は、現在の150円から10円値上がりし160円になる。物価上昇や人口減少に加え、インフラ設備の拡充を理由に上げている。全面的な運賃の値上げは、消費税が導入された時などを除くと1987年の会社発足以来初めて。
タイの地元メディアが「僧侶キラー」と呼ぶ女の容疑者は、SNSなどを使って10人以上の僧侶らと性的関係をもち、多額の金を脅し取った疑いで逮捕された。女の銀行口座には、過去3年間で3億8500万バーツ(17億円以上)が送金されていた。女は性的な関係を隠し撮りし、相手に「公開する」と現金を脅し取っていた疑いが持たれている。歴史ある王室寺院でも、女と関係を持った僧侶がいたとみられている。タイでは僧侶は高い位にあり、女性と性的関係を持つのは禁じられている。容疑者は僧侶らからだまし取った金の大半をオンラインのギャンブルで使用し、口座の残高は3万5000円ほどになっていたという。
中国・江蘇省蘇州市できのう夕方、日本人の親子が何者かに襲われた。日中関係筋によると母親がけがをして病院で手当を受けたが、命に別条はないという。蘇州市では去年6月に日本人親子とスクールバスの案内係の中国人女性が刃物で切りつけられ、中国人女性が死亡する事件が起きている。
体温を超える暑さが日常になりつつある日本列島。東海地方では今年初めての40℃超えとなり、7月の日本の平均気温は統計開始以来過去最高となった。茨城県古河市の農園では、畑のナスが高温と水不足の影響で色つやを失っていた。千葉県船橋市の農家では、これから旬を迎える梨の収穫作業が行われていた。雨不足の苦労はあったが、今年は太陽の光をたくさん浴びたため甘い梨になっているという。群馬県前橋市の道の駅「まえばし赤城」では、フルーツのように甘いとうもろこしが並んでいた。中でも100本に数本しかとれない「太陽のとうもろこし」は人気で、店頭に並べば即完売するという。先端まで身が入り、粒ぞろいや糖度、重さで厳しい基準を満たしたものが「太陽のとうもろこし」として出荷される。糖度の基準は16度以上で、メロンを超える甘さ。農家によると猛暑で葉が枯れるなどの苦労はあるが、昼間の暑さがさらにとうもろこしをおいしくするという。
台風9号は現在八丈島の東の海上を北上していて、あす未明から明け方にかけて関東に最も近づく見込み。上陸はしないものの沿岸部を中心に雨と風が強まり、今夜遅くから関東の沿岸部で荒れた天気となりそう。雨と風のピークはあす朝にかけて。この先24時間で予想される雨の量は福島県で120mm、関東で100mm、予想最大瞬間風速は関東で35m、波の高さはあすにかけて最大6mと大しけとなる見込み。
全国の天気予報を伝えた。
香川県高松市内のJR栗林駅(高徳線)の男子トイレで、入ってきた男性の足元の床がまるで落とし穴のように破れ、男性がけがをした。穴の深さは65cmで、床下の空間を塞ぐフタ状の床材が腐っていたという。栗林駅の建物は1976年の竣工で築49年になり、2年に1度駅舎全体を目視で点検していたが、床の腐食は発見できなかった。
岡山県新見市で、4歳の女の子が熱中症の疑いで救急搬送された。女の子は救急隊の到着時意識がなく重症だったが、搬送中に母親の呼びかけに泣き出し、意識が回復したという。
宇都宮市内の見通しの良い交差点で、信号待ちしていた車の正面に逆走している対向車が止まっていた。逆走車は左折してきたトラックに自分が逆走していることに気づいたのか、Uターンして走り去った。目撃した女性は「信号が変わって向かってくるかもしれないので、車から降りて逃げることも考えた」という。
元妻を襲撃するために、鉄パイプを持って待ち伏せていた男。その時通りかかった女性が頭などを複数回殴られたが、命に別条はなかった。埼玉県春日部市の団地で、79歳の女性への殺人未遂容疑で76歳の男が現行犯逮捕された。男は「嫌がらせをしてきていた元妻を殺そうと思って殴った」と話しているが、襲った女性は元妻ではなかった。事件直後に別人と気付いた男は、自ら警察に通報したという。警察は2人に接点はなかったとみている。