- 出演者
- 今村涼子 井澤健太朗 田原萌々 佐々木快 森山みなみ
午後3時過ぎ、岡山・高梁市で最高気温40.4℃を観測。京都市でも35℃を超え、12日連続の猛暑日。府内在住35年の女性は「一番暑いのはいま」と話す。熱中症警戒アラートは36府県で出ている。京都市では熱中症とみられる症状で8人が搬送されている。市内の救急搬送は去年、10万件を超え過去最多を更新する中、京都市消防局では熱中症患者の対応を新たに強化している。下京消防署に平日の日中だけ活動する日勤機動救急隊を設置。取材中にも出動指令が。わずか1分で出動できた。
京都市消防局では熱中症患者の対応のため下京消防署に平日の日中だけ活動する日勤軌道救急隊を設置。取材中にも出動指令があり、1分以内で出動できた。消防署の周辺は観光名所が多く外国人客の搬送も増えているという。京都市消防局・坂根克哉救急課長は「下京日勤機動救急隊が出勤することによって分単位で早くなると考えている」と話す。
東京では救急車がひっ迫する事態が相次いでいる。救急搬送の要請を受ける東京消防庁の総合指令室では要請の多くが熱中症の疑い。救急要請が集中しているため東京消防庁では出動率が80%を超え、その継続が予想される場合の救急車ひっ迫アラートを今月14回発表している。東京消防庁総合指令室・玉那覇和貴消防司令補は「119番通報を行った際はつながるまで電話を切らないでください」と話す。また、救急車を呼ぶべきか迷った場合は#7119の相談窓口に連絡してほしいとしている。
訪問看護ステーション・ブロッサムではできるだけ救急車がひっ迫する状況にならないように未然に熱中症を防ぐ取り組みを進めている。訪問看護師が東京・足立区で高齢者の自宅を回り、エアコンの温度調節やスポーツドリンクをすすめる。
オープニング映像。
台風9号があすから関東に接近する。直撃はないがこの後、やや発達傾向で暴風域を伴うおそれ。今回1番、警戒なのが海。
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帝国データバンクの調べでは加工向けの生乳取引価格の引き上げによるの影響で乳製品が一斉に値上げされるほか、調味料や加工食品が多いという。
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フジテレビの親会社がことし4月から1年間の決算で当初、25億円の黒字としていた営業総益の予想を120億円の赤字に下方修正した。
8月1日から使えなくなる保険証。東京都北区の「いとう王子神谷内科外科クリニック」・伊藤博道院長は「後期高齢者の保険証の期限が切れる日」と話す。7月31日で保険証の有効期限を迎えたのは75歳以上の人など後期高齢者医療制度の加入者全員と自営業の人など国民健康保険の加入者のおよそ7割。合わせておよそ3600万人。国民健康保険の有効期限は自治体によって異なる。社会保険制度に詳しい第一生命経済研究所・谷口智明研究理事は「政府として健康保険証をひもづければマイナカードの普及も起爆剤ということで伸びるんじゃないかという意図」と話す。マイナンバーカードに健康保険証を紐づけ一体化する「マイナ保険証」。マイナンバーカードは2割以上が未所持。保険証代わりになる「資格確認証」。マイナ保険証を持たない人や後期高齢者医療制度の加入者に自治体が無償で送付している。社会保険の加入者もカードなどの保険証の有効期限は12月1日。有効期限が切れた保険証でも来年3月までは資格情報を確認できれば保険診療を受けられる。
全国各地で連続危険な暑さが続くなか、写真提供:窓ガラス修理店ガラパゴス。窓ガラス修理店ガラパゴス・高木実は「猛暑日にガラスが自然に割れる現象、熱割れ現象が全国各地に起きている状態」と話す。ガラス交換件数はおよそ800件、2020年と比較しておよそ3割増えている。
デカ盛り弁当はるき北大前店(北海道札幌市)・長田祥也店長は「鶏もも肉の仕入れ値は3か月前から20%は値上がりしている」と話す。農林水産省調べによる鶏肉の卸売価格は1kgあたり565円。統計のある2000年以降最高値。吉本水産精肉部・今井芳博部長は「暑くてエサを食べなくて育たない」と話す。鶏肉価格好投の背景はエサ代などの高騰、豚肉などの高騰で鶏肉需要の高まり。「デカ盛り弁当はるき北大前店」では値上げせずエビフライなどの他食材を組み合わせた新メニューを提供している。ニワトリが夏バテし卵の価格も「エッグショックに迫る」水準になっている。
毎日の食卓に欠かせないたまご。白いたまごと赤いたまごの決定的な違いについてJA全農たまご経営企画部・大町慶子が解説。赤いたまごも白いたまごも栄養や特徴は同じ。赤いたまごは赤いニワトリ、白いたまごは白いニワトリが産んでいる。赤いニワトリが白いニワトリより体が大きいのでエサを食べる量が多い。価格が赤いたまごの方が高い。
暑さの影響などで豚肉の価格が過去最高を更新した。東京食肉市場株式会社によると、取り扱いが多い規格である「上」の7月の平均価格は1kgあたり866円。豚肉の生産量が落ちていることが要因。
猛暑の影響で野菜の価格が上昇する中、今お得なのがキャベツ。野菜値上がりの実態について、スーパーアキダイ・秋葉弘道社長は「ホウレンソウは気温が高くなって流通量が少なくなって約2割高い。ニンジンは畑の中で暑すぎてダメになっちゃったり。今はまだ何とかなっているジャガイモ、タマネギの産地が北海道に移動すると結構な高値になると思う。高温になって畑の中でかなりやられている」と話す。そんな中、ピーク時を大幅に下回る安さの野菜がキャベツ。一番多く使う野菜がキャベツだという一圓上石神井店店主・松脇成一さんは「一番高い時は1箱6000円。去年の高騰時は1玉1000円。今は1玉300円」と話す。去年から高騰していたキャベツの卸売価格だが、今年に入ってから値下がり傾向が続いている。今年にピーク時と比べると現在は約4分の1の価格。(農水省青果物卸売市場調査)。安いだけでなく、今は一年で一番おいしいという。猛暑で多くの野菜が高くなる一方、なぜキャベツは安いのか。今は日本一のキャベツ出荷量を誇り、高冷地で暑さの影響を受けにくい群馬県嬬恋村のキャベツがメインで出ているという。キャベツの価格が次に上がる可能性があるのは9月中旬以降だという。
昭和38年に出版されたグルメ本「東京うまい店二〇〇店」。食の激戦区・東京で半世紀以上前のうまい店は200店中、何店が生き残っているのか。昭和のうまい店の今を追跡する。
寿司などの和食からラーメン、海外のグルメまで今、世界中が認めるグルメシティTOKYO。昭和38年に出版されたグルメ本「東京うまい店二〇〇店」にはすでに東京は世界の「食都」とあり、高度経済成長期の東京のうまい店を食の有識者が200店を厳選。激戦区・東京で令和の今200店中、何店が生き残っているのか徹底調査。半世紀以上愛されるヒミツとは。
