2025年7月31日放送 16:48 - 19:00 テレビ朝日

スーパーJチャンネル
井澤健太朗と森山みなみが<ニュースのハテナ>を深掘り

出演者
今村涼子 井澤健太朗 田原萌々 佐々木快 森山みなみ 
news BOX
”同じプール”去年も子どもが

2021年に当時小学3年生の女児が溺れかけた映像(ユーフォリア千里浜提供)。水難学会・斎藤秀俊開庁は「子どもが溺れる時は周りの人に気づかれずに溺れるのが大半。飛び込んでも踏み外しでも一瞬で沈水する」と話す。東京都小金井市で学童保育の一環でスポーツクラブに来ていた小学1年生男児が溺れて死亡した。当時十数人の子どもとプールで遊んでいたという。同じプールで去年3月にも子どもが溺れていたことがわかった。詳細は明らかにされていない。男児が亡くなった事故ではプールの中とプールサイドに子どもの見守り役が1人ずつ、合わせて2人いたという。水の上からは光の屈折や反射で水中が見えにくくなるという。

住宅や神社にあった砲弾”爆破”

熊本県天草市の住宅や神社にあった砲弾が爆破された。自衛隊によって爆破処理されたのは住宅から見つかった7cmの砲弾2個と、神社に奉納されていた15cmの砲弾。この影響で周辺の2キロが通行止めになった。天草市は不審物を見つけた場合はむやみに近づかず届け出てほしいとしている。

サギ”107羽”死ぬ 市が謝罪なぜ?

観光名所の公園でサギ107羽が死んでいるのが見つかり富山市が謝罪した。富山市の中心部にある城址公園で107羽のサギの死骸が見つかった。富山市が調査したところ、毒物や病原体は確認されず、堀の水質にも異常はなかった。富山市建設部・沼崎益大次長は「今回の大量死の死因は富山市が自立前のサギの幼鳥がいた松の木についてタイミングを見余って伐採したことによるもの」と話した。サギのフンや鳴き声などの被害が申告化していた富山市はサギの巣があった松の木6本を伐採し、伐採時期が不適切だったことが大量死の原因だった。富山市が見誤ったのは体の大きさが親鳥に同じに見えても自立前のひな鳥が多くいたことだった。巣を失ったヒナ鳥は親からのエサ不足、外敵や縄張り争い、暑さで体力消耗などで死んだと推測される。

猛暑で突然”窓が割れる”

全国各地で連続危険な暑さが続くなか、写真提供:窓ガラス修理店ガラパゴス。窓ガラス修理店ガラパゴス・高木実は「猛暑日にガラスが自然に割れる現象、熱割れ現象が全国各地に起きている状態」と話す。ガラス交換件数はおよそ800件、2020年と比較しておよそ3割増えている。

猛暑で鶏肉”史上最高値”

デカ盛り弁当はるき北大前店(北海道札幌市)・長田祥也店長は「鶏もも肉の仕入れ値は3か月前から20%は値上がりしている」と話す。農林水産省調べによる鶏肉の卸売価格は1kgあたり565円。統計のある2000年以降最高値。吉本水産精肉部・今井芳博部長は「暑くてエサを食べなくて育たない」と話す。鶏肉価格好投の背景はエサ代などの高騰、豚肉などの高騰で鶏肉需要の高まり。「デカ盛り弁当はるき北大前店」では値上げせずエビフライなどの他食材を組み合わせた新メニューを提供している。ニワトリが夏バテし卵の価格も「エッグショックに迫る」水準になっている。

たまごの”白”と”赤”何が違う?

タマゴの選び方。JA全農たまご経営企画部・大町慶子は365日たまごを食べている。

毎日の食卓に欠かせないたまご。白いたまごと赤いたまごの決定的な違いについてJA全農たまご経営企画部・大町慶子が解説。赤いたまごも白いたまごも栄養や特徴は同じ。赤いたまごは赤いニワトリ、白いたまごは白いニワトリが産んでいる。赤いニワトリが白いニワトリより体が大きいのでエサを食べる量が多い。価格が赤いたまごの方が高い。

(ニュース)
台風9号 土曜に関東最接近か

連日猛暑が続く中、台風9号の動きにも警戒が必要。土曜日に関東に最接近するおそれも。きのう日本の歴代最高気温、41.2℃を記録した兵庫県丹波市はきょうも40℃に迫る暑さ。きょう全国一の暑さとなったのは岡山・高梁。40℃を突破したのは初めて。連日危険な暑さが続く灼熱の日本列島。最高気温が38.1℃まで上がった京都では夏の風物詩に異変が起きている。京料理 竹島 ICHIGOでは鴨川沿いにある「納涼床」は暑すぎるため日によってランチ営業の予約を制限。ことしは営業期間の延長を決めた。猛暑の関西に対し、関東は暑さが和らいだ。東京都心の最高気温は33℃台。気象庁が台風9号について取材に応じた。最新の進路図予想では現在小笠原諸島の北の海上を北上中。今後速度を上げ、あすから暴風域を伴いながら伊豆諸島にかなり接近する予想。

注意報解除も「311」教訓は?

津波注意報が解除された和歌山・白浜町。観光客から喜びの声が上がる。JR白浜駅では特急「くろしお」の運行が始発から再開。気象庁は津波注意報をすべて解除した。茨城県の大洗港、津波注意報の影響で沖合で19時間停泊していたフェリーが入港した。海水浴場の閉鎖も相次いだ。神奈川・江の島でマリンスポーツを提供する施設では予約がすべてキャンセル、千葉県鴨川市のホテルも全部屋キャンセルに。

東日本大震災の教訓、課題は。各地に到達した津波。宮城県気仙沼市ではカキの養殖いかだが転覆するなどの被害を確認。蘇る3.11の記憶。避難所で一夜を過ごした人も。多くの人が高台に避難した。生かされた教訓と見えてきた課題、被災地はこの津波をどう見たのか。

「311の教訓」生きた?新たな課題も

突然の津波避難に生かされた東日本大震災の教訓と見えてきた課題を東北3県と中継を結び伝える。岩手県久慈市から中継。久慈市では1mを超える津波を観測した。津波注意報発表後すぐ、近くの高校に自主避難する人たちが多くいた。

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久慈市(岩手)久慈港

宮城・石巻市から中継。想定を超える長時間の避難と猛暑の課題が見えてきた。きのう一時100人を超える人が避難してきた日和山公園は緊急避難場所となっていて長時間避難するための設備は整っていない。きのうのように津波警報が長時間になると避難者からは「いつまでここにいればいいのか」という声が聞かれた。地元のボランティア団体は数年前から一時避難先に発電機などを用意していてきのう初めて使われた。

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石巻市(宮城)

福島・いわき市から中継。いわき市では内陸に向かう幹線道路に車が集中して渋滞が発生した。行政は津波の避難には原則車を使わないよう呼びかけているが、避難所は数キロ先になることもある。またきのうの暑さもあり車で避難する人が増えたと考えられる。

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いわき市(福島)
鉄パイプで襲撃4人組が逃走中

午前9時すぎ、東京・千代田区で男性2人が作業員の服装をした男4人に突然、鉄パイプで殴られた。男性2人は額から出血するけがをした。4人はレンタカーに乗り、秋葉原駅の方向に逃走していて、警視庁が行方を追っている。

障害者ら狙ったか 詐欺疑いで親子逮捕

親子ら4人は5月、30代の男性を東京・渋谷区のバーに誘い、約420万円をだまし取るなどした疑いが持たれている。警視庁によると、4人は障害者らからも同様の手口で金をだまし取っていた。

豚肉 1kg866円 過去最高に

暑さの影響などで豚肉の価格が過去最高を更新した。東京食肉市場株式会社によると、取り扱いが多い規格である「上」の7月の平均価格は1kgあたり866円。豚肉の生産量が落ちていることが要因。

今が旬!キャベツがお得

猛暑の影響で野菜の価格が上昇する中、今お得なのがキャベツ。野菜値上がりの実態について、スーパーアキダイ・秋葉弘道社長は「ホウレンソウは気温が高くなって流通量が少なくなって約2割高い。ニンジンは畑の中で暑すぎてダメになっちゃったり。今はまだ何とかなっているジャガイモ、タマネギの産地が北海道に移動すると結構な高値になると思う。高温になって畑の中でかなりやられている」と話す。そんな中、ピーク時を大幅に下回る安さの野菜がキャベツ。一番多く使う野菜がキャベツだという一圓上石神井店店主・松脇成一さんは「一番高い時は1箱6000円。去年の高騰時は1玉1000円。今は1玉300円」と話す。去年から高騰していたキャベツの卸売価格だが、今年に入ってから値下がり傾向が続いている。今年にピーク時と比べると現在は約4分の1の価格。(農水省青果物卸売市場調査)。安いだけでなく、今は一年で一番おいしいという。猛暑で多くの野菜が高くなる一方、なぜキャベツは安いのか。今は日本一のキャベツ出荷量を誇り、高冷地で暑さの影響を受けにくい群馬県嬬恋村のキャベツがメインで出ているという。キャベツの価格が次に上がる可能性があるのは9月中旬以降だという。

追跡
”昭和のグルメ本”うまい店は今?

昭和38年に出版されたグルメ本「東京うまい店二〇〇店」。食の激戦区・東京で半世紀以上前のうまい店は200店中、何店が生き残っているのか。昭和のうまい店の今を追跡する。

寿司などの和食からラーメン、海外のグルメまで今、世界中が認めるグルメシティTOKYO。昭和38年に出版されたグルメ本「東京うまい店二〇〇店」にはすでに東京は世界の「食都」とあり、高度経済成長期の東京のうまい店を食の有識者が200店を厳選。激戦区・東京で令和の今200店中、何店が生き残っているのか徹底調査。半世紀以上愛されるヒミツとは。

「日本料理の傑作」とんかつ”誕生”

まず注目したのは「日本料理の傑作」というある元祖の店。ガイド本にある手書きの地図を参考にJR御徒町駅の線路沿いを進み、角を曲がると今も同じ場所にお店があり行列ができていた。30年前に建て替えられたが、明治38年から120年続く老舗「ぽん多本家」。皆さんのお目当ては、とんかつの元祖の一つとも言われるミシュランガイド東京ビブグルマンを獲得した「カツレツ」。扱うのは脂身がいっぱいのロース肉だが、脂身をすべてそぎ落とし火にかけ、生の油から揚げ油に変身させる。自家製の揚げ油については62年前の本にも書かれていた。肉厚の豚肉はぽん多のこだわり。フライパンで揚げ焼きする西洋のカツレツと違い、天ぷら風にたっぷりの油を使い低温でじっくり熱を通すのが初代からの調理法。一世紀を超えて愛される理由について、ぽん多本家4代目・島田良彦さんは「良い材料を使いなさい。上質な揚げ油を取りなさい。技術を磨きなさい。ずっと言われてきたこと。これを丁寧にしっかり積み重ねていくのが自分の役目」と話した。

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