ゴールデンウイークは子どもの思わぬ事故に注意。ホテルや旅館でよく見る電気ポットはコードを子どもが触れない場所に設置する。カーテンなどの紐も子どもの手が届かない位置にまとめる。NITEに報告された0~6歳の事故は去年までの5年間で73件のうち7割が屋内。宿泊先や帰省先など普段いかないような場所を訪れた時には子どもにとって危険なものがないか周りを確認しておくことが重要。続いて公園の注意点。消費者庁の統計では遊具による事故は約6年間で1518件。中でも5月は1年の中でも最も事故が多い。ゴールデンウイーク中に起きた事例を紹介。山梨県の公園の遊具で子ども同士がぶつかり骨折。遊具の定員は20人だが40人が利用。県は注意喚起の看板増設など対策。埼玉県の保育園では遊具のロープが3歳児の首に巻き付き一時意識不明に。遊具では同時に34人が遊んでいた。Safe Kids Japan・大野美喜子理事は「人数制限がある場合は守る。対象年齢も大事。6歳以下ではなくても保護者が付き添う」と指摘。また、。この暑さでこまめな水分補給が大切だが、水筒など紐が付いているものは遊具に引っかかる恐れがあるため、必ず外してから遊ぶことが大切。続いて駐車場の注意点。ゴールデンウイークは子どもの思わぬ事故に注意。3歳以下の歩行者死亡事故は時速10キロ以下の低速で発生。2020年までの10年間で合計68件起きている。交通事故鑑定人・中島博史さんは特に注意が必要なのは車が駐車場から発進する時だという。身長120cmの子どもを停止中のミニバンの周囲に立たせて運転席から見えるかどうかを表した図を紹介。明るい所は見える場所、影になっている場所が死角の場所。見てみると周りはほとんど死角になっている。改めて運転前に周囲を確認することが重要。