消費者庁が調査したところ、去年までの32年間で0~5歳の子供が住宅の窓やベランダから転落して死亡した事故は少なくとも134件に上り、この内7割以上で近くで足場となるものが置かれていた。他にもベランダの手すりをすり抜けて転落した事例もある。また半分近くは保護者が家にいる時に起きた事故だった。消費者庁の担当者は、事故が起きにくい住まいを整えてほしいとしている。消費者庁は24日、事故を防止するための5つのチェックポイントを公開した。窓の近くに家具が置かれていないか、室外機が手すりの近くに置かれていないかなどそれぞれ点検するよう呼びかけている。