11日の外国為替市場で円が一時1ドル157円台半ばまで上昇し約3週間ぶりの円高ドル安水準になった。発表された米国の6月の消費者物価指数が市場予想を下回り前年同月比3.0%上昇となった。“FRBが早期利下げに踏み切る”との見方が強まり日米の金利差縮小を意識したドル売り円買いが広がったとみられている。一方で市場関係者からは「米国消費者物価指数の発表を狙った政府・日銀による外為介入の可能性もある」との見方も出ている。
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