- 出演者
- 石倉秀明 堤礼実 上中勇樹 佐久間みなみ
オープニング映像が流れた。
堤礼実アナウンサーが挨拶した。
11日の外国為替市場で円が一時1ドル157円台半ばまで上昇し約3週間ぶりの円高ドル安水準になった。発表された米国の6月の消費者物価指数が市場予想を下回り前年同月比3．0％上昇となった。“FRBが早期利下げに踏み切る”との見方が強まり日米の金利差縮小を意識したドル売り円買いが広がったとみられている。一方で市場関係者からは「米国消費者物価指数の発表を狙った政府・日銀による外為介入の可能性もある」との見方も出ている。
きょうの東京株式市場は、取引開始直後から半導体関連株を中心に買い注文が一気に広がり、日経平均株価が初めて4万2000円を超えた。米国市場で早期の利上げ開始への期待の高まりから株価が上昇した流れを受けたもので、今月後半に控える企業決算への期待感も相場を押し上げた。平均株価の終値はきのうより392円3銭高い4万2224円2銭で、3日連続の史上最高値更新となった。市場関係者の間からは「過熱感もあるなか、さらなる上昇は企業業績の上向き具合がカギを握る」との声があがっている。
米国・ワシントンで開催中のNATOの首脳会議はパートナー国として岸田首相が出席した会合が開かれている。岸田首相はウクライナへの日本の支援を説明するほか中国の海洋進出などを念頭に「力による一方的な現状変更の試みは認められない」としてNATOとの連携を強化したい意向。これに先立ち岸田首相は韓国、オーストラリア、ニュージーランドの首脳とともにウクライナ・ゼレンスキー大統領と会談し引き続き支援することを伝えた。NATOは日本時間のきょうウクライナへのおよそ7兆円規模の軍事支援の継続とNATO加盟への支援を明記した首脳宣言を発表した。日本時間のあすには議長を務める米国・バイデン大統領が閉幕の記者会見を行うが、健康問題への懸念を払しょくできるかも注目される。
米国のIT大手アマゾンはきょう新たに青森県の陸上風力発電所と山口県の太陽光発電所の再生可能エネルギープロジェクトに新たに投資すると発表。アマゾンのこうしたプロジェクトへの投資は計20件となり、日本国内で最大の再エネ購入企業になったとしている。今後消費電力が拡大するとされているデータセンターなどで再エネを活用する狙い。
山田進太郎D＆I財団が主催しきょうからスタートした「Girls Meet STEM Career」の記者会見が行われた。理系に関心を持ってもらうため旭化成やNTTなど16の企業や研究機関が順次オフィスツアーを実施する。きょうは女子中高生がLINEヤフー本社（東京・千代田区）を訪れた。女性社員との交流会も行われた。背景にあるのは伸び悩む理系女性の割合。OECDの調査によると、大学などの高等教育機関に入学した割合のうち日本は理系分野に占める女性割合が調査した加盟国の中で最下位だった。参加企業も多様な商品を生み出すためには女性社員の存在が必要不可欠だと説明する。
山田進太郎D＆I財団COOの石倉秀明さんは今回の女子中高生へのオフィスツアー開催について「実際に体験した女子中高生が楽しそうだったのが印象的で、理系へのイメージが変わったと思う」、「理系の仕事をする女性が少ない中で女子中高生も理系の職業のイメージが沸かないので、こうした取り組みで理系の仕事への具体的なイメージを持ってくれたら嬉しい」など話した。
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三井住友カードは、カナダのオンライン専門の旅行会社と業務提携し旅行専用のポータルサイトを来年春ごろに開設すると発表。三井住友カードが運用する個人向け金融サービス・Oliveの新しいサービスとして打ち出したもので、クレジットカード会員らを対象に旅行の予約ができるようになる。サービスの利用者には、ことし4月にTポイントと統合したVポイントの上乗せなどを予定していて、Vポイント経済圏への顧客の囲い込みを加速させるねらい。
メットライフ生命が発表した「全国47都道府県大調査2024」によると、全国の20代〜70代の男女およそ1万4000人に“お金の使い方や備え”などについて聞いたところ、24．9％の4人に1人が「スマホで決済できるので普段は財布は持ち歩かない」と回答した。また、全体の59．1％が「自分はキャッシュレス派だと思う」と答えた。メットライフ生命は「現金で買い物をする人の方が少数派になりつつある」と分析している。
米国・イリノイ州スプリングフィールドを訪れていたのはニューヨークの有名シェフ・ジョセフユンさん。今年米国では13年周期のセミと17年周期のセミが221年ぶりに重なり大発生。スプリングフィールドは両方のセミが同時に確認できる数少ない場所として注目されていた。ユンさんはサステナビリティの観点から昆虫食の“旗振り役”となっている。昆虫は持続可能な食料として注目されている。栄養面でも高たんぱく低脂肪で美味しいとユンさんは強調する。今月1日冒険家や科学者が集うイベントで採集したセミを美味しく食べてもらう試食会を開催。セミのオードブル、セミの天ぷら、セミのチョコレート＆キャラメルがけなどが並んだ。取材班も試食し「セミの天ぷらはサクサクしていて虫を食べている感覚はまったくない。ビールのおつまみにできるくらいそのまま食べられる」などコメント。ユンさんは目標である人々の意識を変えることに手応えを感じた様子だった。
労働者に最低限支払わなければならない最低賃金の今年度の引き上げについて、議論が本格化している。現在の全国平均は時給で1004円で過去最大の43円増の昨年度を大幅に上回る引き上げになるかが焦点で、1050円をにらんだ調整が進む見通し。引き上げ幅の目安は今月下旬にも示される見通し。
パリ五輪まであと15日、選手たちも徐々に決戦地パリへ出発している。さきほど競泳陣も日本を出発した。“東京”の借りは“パリ”で返す選手たちに注目。
BMXフリースタイルパークパリ五輪男子代表の中村輪夢選手にインタビュー。金メダルを期待された東京五輪では5位に終わった中村選手は、リベンジの秘策は誰もやっていない3回転の新技を準備して本番に臨む。
ボクシング男子71kg級代表、’21ウエルター級世界王者の岡澤セオン選手。初のオリンピックとなった東京では2回戦敗退。岡澤選手は「今回特にパリは東京で失敗してもメダルが取れなくてもずっと応援し続けてくれた人たちのためにやっぱり金メダルを取りたいし頑張らなくちゃいけない」とコメント。
男子100m／4×100mリレー代表の坂井隆一郎選手は「金メダルも狙えるメンバーだと思うのでそこを一番の目標に頑張りたい」とコメント。坂井選手へ期待されるのが東京五輪4×100mリレー決勝で1走→2走で痛恨のバトンミスのリベンジ。第1走者への起用が濃厚。
1968年メキシコ五輪で釜本邦茂らと日本サッカー界初の銅メダルを獲得した松本育夫日本サッカー講演会理事長から激励を受けたなでしこジャパン。合宿最終日となるこの日はおよそ1時間と軽めのメニューで調整。あさって国内最後の強化試合ガーナ戦を経てパリへと向かう。藤野あおば選手は「メダル獲得の可能性を示せるようにガーナ戦に向けて準備していく」などコメント。
バドミントン女子ダブルスで2大会連続のオリンピック出場となった永原和可那選手、松本麻佑選手にインタビュー。2014年北都銀行への入社と共にペア結成。2018年世界選手権で初優勝。2019年世界選手権連覇を達成。ナガマツペアの武器について松本選手は「身長は世界の女子ダブルスの中で1番だと思う」とコメント。ナガマツペアのルーツは、2016年リオ五輪の高橋礼華選手／松友美佐紀選手（タカマツペア）が逆転勝利で日本初の金メダルをもたらした瞬間。タカマツペアとは実はある裏話が。永原選手は「タカマツペアがリオに出発する前の合宿に一緒に参加させてもらった」などコメント。実際にタカマツペアとしたスパーリングを通して金メダル獲得をより強く意識するようになったのだそう。しかし、集大成と位置づけていた2021年東京五輪ではベスト8敗退に終わっている。そういった経験もあり永原選手は「あの悔しさがあったからこそもう1回バドミントンをつづけて、松本選手といっしょにパリを目指したいと思えた。2人で最後は笑い合って終われるような試合をやっていきたい」などコメント。
バドミントン女子ダブルスで2大会連続のオリンピック出場となった永原和可那選手、松本麻佑選手へのインタビューを受けて。佐久間さんは「今回のオリンピックレースが人生の中で一番苦しい1年間だったと話していた。リオオリンピックで見た光景が大きな原動力になっているのかなと個人的には感じた」などコメント。
今シーズンも衝撃の活躍で前半戦を走り続けた大谷選手。この日のフィリーズとの1戦も開始直後から出塁するとさらに22個目の盗塁を決めた。4試合連続盗塁。さらにこの試合中アメリカスポーツのアカデミー賞と言われるESPY賞を史上初の4年連続受賞したことが発表された。新たな勲章を手にして迎えた第3打席。タイムリーヒットで3試合ぶりのマルチヒット。