中国の国家統計局が発表した6月消費者物価指数は前年比0.1%プラスと5か月ぶりにプラス圏に入った。豚肉や激しい価格競争が起きている自動車などは値下がり。不動産不況による内需の低迷からデフレへの懸念が続いている。コア指数(食品・エネルギー除く)は前年比0.7%プラス。卸売物価指数は前年比3.6%マイナスと2年9カ月連続のマイナス。過剰生産が続く鉄鋼や石油などの資源価格が下落したことが響いた。
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