これまでキンゴジンでは地方で活躍する人の人生哲学を紹介してきた。まず最初はハラ・ジェルソン・アイザワさん。21歳の時に日本へやってきたジェルソンさん。日本の竹細工の美しさに心奪われ、金属ではなく竹で自転車のフレームを作り始めた。しかし、竹は金属と違って溶接ができないため強度に問題が。諦めずに8年かけて問題に取り組んだ。世界で最も厳しいとされるヨーロッパのフレームの強度規格に合格。「失敗は失敗じゃない。悪いやり方を選んだだけ。大変やけど続けたら先が見えてくる」と話した。続いては野生動物に田畑を荒らされ困っている農家を応援する森田悠香さん。駆除したシカやイノシシのお肉を使ったジビエギョーザを開発・販売している。森田さんが住む兵庫・淡路島では野生動物による田畑の被害が大きく、駆除した後の処理にも困っていた。それを解決すべく誕生したのがジビエギョーザ。あえて肉はダイナミックな角切りに。臭みを消すニンニクは使わない。このワイルドさを全面に押し出した味が話題となり人気商品に。「「ジビエがこんなにおいしい」と皆さんに分かっていただけたらうれしい」と話した。最後はコーヒーの焙煎で引きこもりや不登校になった若者の自立を支援している川久保彬雅さん。川久保さんの教室では生の豆から焙煎して仕上げまでを行う。焙煎自体は10分ほどで済む作業。しかし、好みの味を追求できる奥の深さがある。味わえる達成感が自信を失った若者たちの自立の第一歩になるという。「コーヒーというツールがあって自分の表現としてしっかり持てれば関わり方も変わってくると思うので頑張ってやってくれたらいいなと思ってます」と話した。番組ではキンゴジン情報を大募集。