きのう行われたプロ野球ドラフト会議。育成枠を含め123人が指名された。注目されながら惜しくも指名から漏れた慶応義塾大学野球部・清原正吾選手は元プロ野球選手・清原和博さんの長男。和博さんはプロ野球歴代5位の525本塁打記録。小学校から野球を始めた正吾選手は父の引退試合に弟と登場し親子が涙を流して抱き合う姿が感動を呼んだ。その後、和博さんが薬物使用で逮捕され、正吾選手は中学校と高校の6年間野球から離れていた。大学進学後に再び野球部に所属し活躍。今年の東京六大学野球・春季リーグでは四番ファーストでベストナインを獲得したがドラフト指名はなかった。独立リーグ・四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズの球団代表が正吾選手に対し「けさ正式にオファーを出した」と認めた。正吾選手は大学のリーグ戦に集中したいとして進路については明言していない。