スノーボードのワールドカップハーフパイプで日本勢が男女でダブル優勝。スノーボードW杯ハーフパイプ第2戦。今年行われたユースオリンピックで銀メダルを獲得した中学3年生の清水さら選手の1本目。横に2回転半する技を連続して決めるとその後も高難度のエアをミスなく決めていく。そして、滑走を終えると渾身のガッツポーズが飛び出した。得点は出場選手中ただ1人の90点台をマーク。15歳の新星がワールドカップ出場2戦目で見事、初優勝。1年2か月後のミラノコルティナオリンピック出場を目指す。一方、男子では北京オリンピック金メダルの平野歩夢選手が大逆転勝利。9位で迎えた最終3本目のラン。先月、練習中に転倒して肋骨を骨折している中、冒頭の大技トリプルコーク1440を決める。その後も高さのあるダブルコーク1260を連続で成功させる。平野選手はけがを感じさせない完成度の高い技を次々と披露。97点の高得点をたたき出しワールドカップ通算7勝目。日本勢が表彰台を独占した。