大阪・関西万博の会場に設置された大屋根リングは全周おおよそ2キロ、高さは20mにもなる。世界最大の木造建築で「多様でありながら、ひとつ」という万博の理念が込められているという。木材同士を格子状に組み立てる貫工法を採用し、350億円をかけて建設され、万博終了後は建材として再利用することが検討されている。大屋根リングの内側には海外パビリオンが集結、リング状を1周することで海外パビリオンをおさらいできる。またどこからでも会場内にアクセス可能、さらに上からは神戸や淡路島を見渡すことも可能。またリング自体もライトアップされる。