村上は今日の総括に310の店舗があるが、店づくりが違う。店長に委ねられているが、独自に集めた購買データがヒントになっている。健康志向、品質重視、価格にシビア、簡便など、客層を9つに分け、店づくりに利用している。客は、そういった店側の努力に敏感だ。前社長は、稀代の昭和の商人、清水信次氏、終戦直後、進駐軍の横流し物資を大阪で販売した。そして世襲に頼らず、三菱商事の岩崎氏を社長の選んだ。そういう革命的な経営方針が、現代のライフを作っている。ライフコーポレーション=生活における協調性、そのものだ。とした。