外国人の訪問介護に関する解説。訪問介護の現場の人手不足を表す有効求人倍率として全職種では1.19倍だが介護業界で3.38倍、訪問介護は15.53倍と高くなっている。去年、シンクタンクが介護事業者に対して行ったアンケート調査では技能実習生の受け入れは難しいが半分以上を占めている。理由について「コミュニケーションの不安」や「日本の文化や習慣の理解の難しさ」などが上げられた。ベトナムの例では円安によって日本で働いて本国に送金するお金が目減りしてしまうということで、敬遠する傾向が強まっている。これは介護分野でも同じことであるという。城西国際大学・清水正美教授は「外国人材が適応するまで職員が同行するなどフォローが大事になる」などとコメントしている。