東京都清瀬市の中央公園。2008年に引退した豪華列車「夢空間」を市が移設し新たなランドマークとして蘇らせた。豪華列車の展示を巡って賛否が分かれる事態になっている。約2億1800万円に上る費用。「夢空間」は清瀬市内で発着したことがなく、特別なゆかりもない。「夢空間」はJR東日本により1991年に運行開始。豪華列車の先駆けとして東京から北海道、関西方面にも臨時列車として運行。清瀬市は貴重な車両を保存、活用し、新たなにぎわいの創出を目指して「夢空間」の展示を決定。「夢空間」は一時期清瀬市内の武蔵野線を走行(市の検討委員会)。市はダイニングカーとラウンジカーの車両を公園に移設し修復。今月2日から車内でレストランの営業を開始。プロジェクトに多額の費用がかかったことから物議を醸している。プロジェクトは前市長の時代から進められてきたもの。原田博美市長は「レストラン以外にも子どものための活用を図りながら独立採算が可能なのか精査する必要がある」としている。市は図書館と連携し、本の読み聞かせや絵本に登場する料理を再現するイベントを検討。鉄道ジャーナリスト・梅原淳は今後の課題について「腐食は普通の建物よりもはるかに早く進む。今後のメンテナンスもお金はかかっていく」と指摘する。
